誰も皆、悲しみを抱きながらも、素敵な明日を望んでいるんだ。
だから、僕は僕に問う。
---臆病風に吹かれて 波風が立ったセカイを どれだけ愛することが出来るだろう?---


満を持して思わず書いてみました(満を持したというのかソレ?)曲SS『HANABI』 music by Mr.children

 いつもまるでコメディのように過ぎ去っていく毎日に疲れたとして、
それを満たされた毎日と思うのか、それとも、ウザい日常と認識するのは簡単だ。
だが、振り返って思うとき、それがどれだけ幸せだったのか、と考えると、悲しくなる事だってある。
それが、突然襲ってきた別れだとしたって。

 きっかけは修学旅行のバスが崖下に転落し、乗客はみな死んでしまう。
…厳密には生存者がいた。理樹と、鈴。
しかしこの二人は自力で生きていくには弱すぎたし、二人で寄り添っていても大して強くもない。
だから『夢』から覚めた二人が絶望しないように『彼ら』は世界を作った。
虚構世界。ありもしない、だけど当たり前の、そんな日常が続くセカイ。
その陽だまりの中で確かに理樹と鈴は強くなった。強くなった結果『彼ら』の命は救われた。
起こらないから奇跡、ではない。キセキの価値は、起こしてから真価を問われる。
彼らはその奇跡を確かに起こした。そして、今。


 「そう言えば、もうすぐお別れ、なんだね」
「おいおい、そんな寂しそうな顔するなよ。俺はいつだって遊びに来るぜ。新幹線だろうと飛行機だろうと使ってな」
「そんな金も残らないくらい無駄遣いするに10ペソ」
「ペソって何だよ…」
いつものメンバー、いつもの顔、いつもの空間。彼らはいつだってそこにいる。
その中心にいた男、これまでずっと一緒だったリーダー、棗恭介の卒業が、もう間近に迫っていた。
散々バカをやったとはいえ、単位も(補習でなんとか)取得し、そして就職も(これはさすがに努力で)決まり、
後は卒業式までの休暇を満喫するだけになっていた。
「でも、東京でしょ?さすがに遊びに行くには遠いよ」
「なぁに。俺は徒歩で行ったからな。理樹でも大丈夫さ」
「それはおまえがバカだからだ」
平然と兄をバカ呼ばわりする鈴も、相変わらずだ。
東京の出版社に就職が決まった恭介。何の雑誌かと聞くと。
「ポルノ雑誌だ」
と真顔で言うのでいちいち面食らってしまう。だがここにいる誰もそれを信じてはいない。
「だって恭介ロリだし」
「いや、案外ロリ系雑誌を…」
「俺は断じてロリじゃないぞ。あと謙吾。そういう雑誌があるって知っているお前は」
「…不覚だぁっ!」
バカが、バカを言える、バカを出来る世界。それを守った理樹は、本当はもっと素敵な笑顔でいていいのに。
複雑な、心ここにあらず、といった顔をしてただ無意味に笑うだけだ。そこに、光がないかのように。


 「理樹君。どうやら、春が来るまでにはお別れになるようだ」
「…どういう意味さ」
事の起こりは昨日のお茶会(数学の時間をサボって行われる、理樹強制参加のイベント)で唯湖が放った言葉だった。
「春までにお別れって、まさかこの世界が…」
「いや、この世界は現実だ。気にする必要はない」
そうじゃないんだ、と理樹を安堵させようとするが、納得の行かない彼は、早く真相を知りたいと食い下がる。
「お別れなんて、恭介もいなくなるんだよ!?これで来ヶ谷さんからもそんな言葉が…イヤだよ、そんなの」
「…」
聞き分けのない、子ども。
そう言われたっていい。これ以上何かが欠けたら、リトルバスターズじゃなくなる。
本能的な行動なのだろう。理樹は今にも泣きそうなくらい狼狽している。
「…しばしの別れだ。そう、最長で5年そこらだろうな」
「…っ」
別れ。永遠の別れでもないのに。ただの有限の別れなのに。

 前日の夜にシャワーを浴びてベッドに横になった彼女の携帯が鳴り、そして。
「父から電話があったんだ。母の容態が思わしくないらしい。そして、家族で暮らしたい、と言い出したんだ」
散々一人にしておきながら、今更狂ったことを言い出して…忌々しそうに吐き捨てる唯湖。
だが、それも仕方ないと割り切っていた。
彼女の母親は、3年前に子宮ガンを患い、そして手術。たしかに一度は快方に向かったものの、
当時は転移が確認されなかったにもかかわらず、最近になってまた今度は乳ガンが発症するなど、
確かに体を少しずつ蝕まれていた。
それ故に今までの仕事だけの生活を見直し、そして唯湖を彼らが今暮らしているヨーロッパのとある国に呼びよせ、
そこで家族だけの『最後の時間』を過ごそう、と提案してきたのだ。
最後、つまりそれは。
「母は決して体が強いほうではなかったからな。私を産むことすら命がけだったらしいからな」
生まれた娘が、こんな不良品でさぞ悲しかっただろうよ…と自嘲気味に笑う彼女が寂しそうに見えたから、
理樹は気が付いたら彼女を抱き締めていた。磁石が、離れていくことを拒んで追いかけるように。
「理樹君。痛いぞ」
「…」
「理樹君…」
忘却と喪失を恐れ、木箱に腰掛けた彼女を後ろから強く抱き締め、そして。
「ヤダ…」
「絶対に、行かせたくない…っ!」
泣いた。彼の涙のしずくは、頬を伝い、そして唯湖のうなじに落ちる。
「冷たいぞ」
「行かせない、行かせたくない…っ」
駄々。子どもの甘え。
唯湖は少し笑うと、理樹を諭す。
「私だって、キミが守ったこの世界で、こんなに大切なものをたくさん手に入れた、知ることが出来た」
「そんなところに、仲間と、そして大好きなキミを置いて行きたくはないさ」
知らなければ、出逢えなければ。
ここまで温かいキモチを手に入れることは出来なかった。
だから、もっとこの世界で、自分に出来ることを、自分がすべきことを見つけてみたい。
そう心に決めていたというのに。
「だけど理樹君。セカイとは、存外本人が望まない方向に進んでしまうものだと、最近分かったんだ」
「意味が分からないよ!なんで、ねぇどうしてっ!どうしてさ!」
「…」
まだ、今の理樹君には分からないさ。そこで、チャイムが二人を引き裂いた。
「そういうことだ」
「…僕は、諦めないよ!来ヶ谷さんを、一人にするもんか!」
「…出来るなら、な」
力でも、知能でも、唯湖に大きく劣る理樹。それは自分でも分かっている。
このまままた寂しい世界に戻るのはイヤだ、そんな気持ちだけではどうしようもない、と知りながら。


 一体どんな理想を描き、どんな希望を抱き、この先に進めばいいんだろう。
唯湖がいなくなった世界で、恭介が去った世界で、どれだけ、今の自分を保てるだろう。
遅かれ早かれ、来年にはみんなバラバラになってそれぞれの道に還っていくというのに。
「…」
今日は珍しく、屋上には誰もいない。
あのあと、何をしたか覚えていない。
恭介と鈴と謙吾が部屋にやってきて、いつものようにバカ話をしたところまで覚えているのに。
結局心ここに在らずで話を流していたから、何も残らなかったのだろう。
「…」
それにしても春先ながらまだ寒い気候である故だろう。以前体質的に寒いのが苦手、と
言っていた小毬が、ここにいるわけがない。と改めて何も考えていない自分を悔やむ。
そう言えば、なぜここにきたのだろう。無意識だったのだろうか。
…きっと慰めて欲しかったか、答えが欲しかったか、そのいずれかなのだろう。
唯湖が決めたことだから、結局は無意味なことで終わると決まっているから、だからそんな自分を少しでも
慰めて欲しかったのか。
…いや違う。そう信じたい。と理樹は給水パイプに腰掛ける。金属むき出しだからお尻が冷たい。
「…これなら小毬さんも座りたがらないわけだ」
可愛いパンツも、冷たさは防げないだろうから。
「…僕がその話をしたとして、小毬さんはなんて言うかな」
きっと『暗いね、理樹くん』という言葉から始まり、少しずつ話を聞くたびに顔を紅くしたり、まるで自分のことのように喜んだり、
先の読めないリアクションを繰り返し繰り返し、もう一回、もう一回と繰り返し、そして。
「その笑顔で、きっと僕の悲しみは…吹き飛ぶわけはないか」
何を期待してるんだ、と寒さのあまり、そこから去ろうとしたとき。
「そこで何をしているの、直枝理樹」
「…二木さん」
普通の生徒ならすぐに飛び上がって逃げるところだろう。風紀委員長の二木佳奈多だった。
「屋上は立ち入り禁止のはずよ。神北さんの入れ知恵でしょう?」
「…」
何も言い返せない。今は風紀風紀と煩い人間も、わずらわしかった。
「まぁ、直枝にとっては私より神北さんか来ヶ谷さんのほうが嬉しかったでしょうね」
「…」
「来ヶ谷さんのこと、聞いたでしょう」
「…」
さすが風紀。情報が早い。
「素行が悪い生徒を保護したり、その逃走に手を貸す生徒がいなくなるという面では肩tの荷が下りるわ」
「だけど、来ヶ谷唯湖という人間の転校は、重大な喪失よ」
「…」
何を、偉そうに。
あくまで冷たい彼女にきついイヤミでも言ってやろうか、と考えるが思い浮かばない。
と、先制攻撃は彼女のほうからだった。
「直枝。あなたはそれでいいの?来ヶ谷さんがこのままいなくなって」
「…来ヶ谷さんが自分で決めたことなんだ。僕は、引き止める権利、ないよ」
「…本気で、そう思ってる?」
「…何がさ」
理樹の何も知らない態度に、ついにため息。
「はぁ…どこまで鈍感なのかしら。来ヶ谷さんに同情するわ」
「何がだよっ」
「…一つ、予言してあげるわ。来ヶ谷唯湖は日本を離れない」
「…」
何を根拠にそんなことを言えるのだろう。根拠のない豪語をする女でないことは分かっていたが。
「根拠はあるの?」
「…鈍感ね。それじゃヒントをあげるわ。コーヒーや紅茶」
「…?」
そのヒントだけを彼に与えて、スカートを翻し、また戻っていく佳奈多。
…ピンクのしましま、というのは趣味なのだろうか。
「…コーヒーや紅茶…」
なんだろう、それ。と考えているうちに、空が暗くなってしまった。


 笑っても泣いても、ボーっとしていても、時間は常に平等に流れる。
それは、いくつもの出会いと別れを繰り返す、砂の城と波のように。
「いよいよ、か」
メールで知らされた唯湖の旅立ちは、いよいよ翌日に迫っていた。
お別れ会などは一切無用、と事前にメールで断られていた。別れが辛くなるから、だろうか。
「そんなこと、ないだろうな」
きっと、それを忘れて旅立つのだろう。理樹という、人間を忘れて。
「未来を誓い合ったのに、なんで、だろうな」
彼女の薬指には、確かに理樹がクリスマスにプレゼントした指輪が光っていた。
だというのに、お互いの別れをここまであっさり切り出し、そして遠くに去っていくのだろうか。
不意に、唯湖を愛した自分を憎む。そして、すぐにそれが無駄だと悟る。
「…きっと、唯湖さんはどこにいても幸せになれるよ」
「…」
だから、指輪は、こんなバカな僕を愛したほろ苦いコーヒーのような思い出として、持っていってください。
僕は、別に寂しくなんか、ないですから。
自分に言い聞かせ、目を閉じる。日が昇れば、二人は。
シンデレラのガラスの靴を拾って、もう一度彼女を見つけ出せる自信は、なかったから。


 さよならは平等に訪れ、そしてさよならは彼女を迎えに来る。
空港までのタクシーの車内で、二人は最後の時間を一緒に過ごした。
手をつなぎ、そして肩に頭を預ける唯湖。
「…」
「唯湖さん…」
佳奈多がくれたヒントは、最後まで答えにつながらなかった。
それでも、何度でも、唯湖にまた出逢いたい。
遠い空の下に別々に分かたれても。

 出逢うまでの彼は、きっとどこから見ても頼りない少年だった。
だけど唯湖に出逢って、優しさと強さを知った、愛を知った。そして、世界は変わった。確かに、変えられた。
単純だと思えるこんなことも、唯湖がいなければ分からなかった。
「だから、ありがとう。ってそれだけを言いたいんだ」
「…ありがとう、なんて、私から言うべき言葉じゃないか。引き止めてくれてありがとう。これまで…ありがとう」
「…っ」
面と向かって伝えられる別れも辛い。だけどそれ以上に言うほうも辛い。
分かっているから、握る手に力を入れる。
やがて、高速を降りるとそこはもう空港。滑走路に今まさに離陸をしようと加速する飛行機が見える。
この中のどれかが唯湖を高い空へと連れ去り、そして、違う空に運んでしまう。
その時、それを割り切る自信があるか。理樹には分からなかった。


 「忘れ物は、ない?」
「うん、ぱんつを2、3枚くらい箪笥に入れっぱなしだ。それは理樹君が使うといい」
「何にだよっ」
「いろいろだ、いろいろ」
「手紙、書くよ」
「書いても読まないぞ」
「じゃパソコンのメールを送るよ、携帯は使えないし」
「それも読まないで捨てるぞきっと」
「酷いよっ」
何を、どう話せばいいのか分からない。
だけど、別れの時間が迫っているのは分かっている。
だから、今はどんなバカな話でも、気を紛らわせるために話していたい。
そして、忘れないように、刻み込みたい。
「…行き…航空7111便、まもなく搭乗受付を開始します。7111便ご搭乗予定のお客様は…ゲートから…」
そこで、場内アナウンスが彼らの声を掻き消す。そして同時に、この時間の終わりを伝える。
「そろそろ、だな」
「…うん」
そして唯湖のスーツケースを持ち、搭乗ゲートまで一緒に歩く。
昔のアメリカ映画で観た、処刑場までの緑の道、そこを歩く死刑囚のような気持ち。
だがその気持ちは晴れ晴れしていた。

また、会える。
苗字が来ヶ谷じゃなくなっていても、お互い違う人と幸せになっていたとしても。
そして、時代が繰り返すなら、いつか、また。

 「だから会いたくなったときの分まで、寂しくなったときの分まで、唯湖さんを、焼き付けたい」
「…そうか」
真剣な目で見つめる彼女は、本当に美しかった。
儚い、芸術品のような美しさ。そんな彼女を一瞬でもそばに置けたことを、誇りに思う。
「だから、もう一回言うよ。ありがとう。そして、元気で」
「…あぁ」

 この分かれ道、そして交差点は、きっとどこかでつながってるから。
だから、今は一瞬だけのお別れ。そして、また逢える日まで、しばしの休息。
「ねぇっ!唯湖さんは幸せだった!?こんな僕で、幸せだったっ!?」
搭乗ゲートに消える彼女に、大声で叫んだ。確認。そして縋る意味で。
「…キミは、私にはもったいないくらい、最高の人だっ!」
「唯湖さんっ!」
「理樹君!」
そして、彼女は笑顔で、ゲートに吸い込まれていった。
すべては、終わったのだ。
…また、動き出す時間。永遠と思っていた時間が、違う歯車の元で回りだす時間。


 空港メインロビーのソファーから、暫く動けなかった。
やがて、彼女が乗った飛行機が無事に離陸したことを知り、ため息一つ、立ち上がる。
「…これから、どうしよう」
寮に真っ直ぐ帰るにはアレだし、出来たら、素面では帰りたくない。
分かっていた、こんなに胸が痛いことは。
「唯湖さん…」





 「なんだ、理樹君」
「…っ!」
背後から、聞きなれた声。そして。
「よう、少年」
「…唯湖、さん?」
イリュージョンか、それともただの白昼夢か。
答えは、抱き締められる瞬間分かった、唯湖の、匂いで。
「なんで、ねぇなんで!?」
「…簡単なことだ」
そして、最高の笑顔が、そこに。
「手紙は書いても読まないぞ。いつだって近くにいる。メールも然りだ。隣にいるのに、読む必要もあるまい?」
「でもっ!ご両親が…」
その問いかけは、あっさりと覆される。
「だから、そんなことより私が選んだのは」
理樹君。キミの隣だ。
愛する人は、今一度、理樹の手を握る。あの温かさで。
「実は、理樹君にプレゼントがあるんだ。まぁ、帰国のプレゼントだ」
出国もしていないくせに。そういうツッコミの前に、握られた理樹の右手が、彼女の下腹部に当てられる。
そして上下にスライドする手。鈍感な理樹だってその意味を悟る。
「…まさか」
「…クリスマスイブの夜のが、クリティカルだったらしい。記念すべき、私たちの新しい命だ」
「…唯湖、さんっ!」

そばにいることを選んだ理由。
それは、案外鈍感な理樹は気付かないもので。
そして、答えに出逢ったとき、彼女を幸せに出来るか不安だけど、前に進むだけだと覚悟を決める。
「唯湖」
「理樹」
初々しいパパとママは、これから旅立つ人々に拍手で祝福され、そしてそこを去った。
やがて、新しい季節の扉は開かれて…。


----決して捕まえることの出来ない 花火のような光だとしたって
   もう一回 もう一回 僕はこの手を伸ばしたい----

(終わり)


 さて、一連の曲SS理樹×唯湖シリーズ。これにて完結です。
当初のプロットではお正月、そしてバレンタイン、ホワイトデーで妊娠発覚、だったのですが、甘甘展開が
連続するだけというのは目に見えていたので思い切ってズバッと斬ってしまいました。
そして、何故かいきなりお別れの話。そしていきなり妊娠発覚。なんかドタバタ。

唯湖さんのお母さんが病弱ってのはあくまでこのSSだけの設定ですので、気になさらないでください。

 実は最初から唯湖は海外に行く気なんてなかったのだと思います。
だけど、これからパパになる理樹の勇気を試すために、あえてこんなことをしたんだというのなら、
唯湖は相当優しい、それこそ理樹にはもったいない奥さんになるような気がする。

コーヒーや紅茶、というヒントは、妊婦さんにはカフェインはまずいという医療的見地から。
彼女がコーヒーなどが好きという作品中の示唆を生かしてやってみました。
実はストーリー中に『ホットコーヒーではなくホットミルクを飲む唯湖』を描こうと思ったのですが、
さすがにこれは割愛しました。だってそれ書いたらこのヒント一発でバレちゃうし。]
妊娠プロットも、実は最初から考えていました。Marionette Fantasiaの『それにここは避妊具は常備してないぞ』という
台詞と、最後の『お互い交わりながら』という部分、覚えてますか?
…あの理樹君に準備する時間があったか分からないし、ぶっちゃけ最初からそのつもりでした^p^

---どれくらいの値打ちがあるだろう? 僕が今生きてるこのセカイに---
このフレーズはリトルバスターズ全体に言えるメッセージだと思います。
だから、ミスチル大好き。時流でした。陳腐でゴメンナサイ。

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