居場所。
正直そんなものに憧れを抱いたことはないし、欲しいとも思わない。
また弱い自分に戻ってしまう。怖いわけじゃない、それこそ存在する意味が無くなる。
だから、オレはこれまでも、これからも、変わらない。


第4話 『孤独 -Alone but Freedom-』

 あの抜けるような蒼から一転、今日は空が泣いていた。
「雨、酷いね」
「そうだねー」
クラスメイト達が歩きながら今日の天気の感想を述べ合っている。
体育の授業で持久走の予定だったけど、それがお流れになって嬉しいとか、
部活が屋内練習に変わって、狭いところでするのが苦痛、とか。
外の雨は確かに酷い。秋特有の変わりやすい天候だ、無理も無い。
シンはそんな雨の空にも冷静だった。
「…お前も、寂しいんだな」
空が泣いているのは、きっと寂しいからだ、と。
 シンの妹は、変わり者だった。
別に頭がおかしいとか、直枝理樹のようなバカ、という意味ではなく(もっとも理樹も突発性のバカで普段は真面目だが)、
独特の世界観、独特の価値観を持っている子だった。
頭もいいし、兄に比べて何でも出来る子だったが、その代わり友達は絶望的に少なかった。
同世代の子ども達がぬいぐるみや人形、少し成長してファッションなどに興味を持ちだす頃、妹は
そうしたものには目もくれず、ただ自分の価値観を磨くことだけに専念していた。
そんな妹がまだ小学校に入学したばかりの頃だろうか。
雨の帰り道、同伴下校で帰宅中に、彼女がシンに言った。
「あめって、そらがさびしがるからふるんでしょ?」
「…」
シンもその当時はまだ雨が降る原理を知らなかった。
少なくとも雨雲が降らせる、というのは分かっていたが、この世代の子は大概が『雨は神様が水をまいている』とか
とても無邪気で、プラス思考の発想がわくものだ。
だが妹は違った。それはとてもネガティブで、その世代の子には無い、言うなれば詩人の発想だった。
変わり者ゆえに友達なんてその当時からいなかった。よく妹の担任から言われたものだ。
出来れば、家庭でもその世代に合わせたしつけをして欲しい、と。このままでは孤立すると。
だがその躾をしてくれる両親が多忙で、構ってもらえなかった。
それに、孤立しないように教育をする、斡旋をするのが教師の務めだろうと思っていたシンは、
そのまま妹を自由にさせた。確かに、孤立はしたが満たされてはいた。
「…」
その妹も、今は…。
これは、彼女の涙なのだろうか。窓から目をそむけ、シンはまた歩き出した。


 校舎内にも自販機があると教えてもらい、そこを目指す。
カップのジュースが置いてある自販機が見えてきたが、先客がいた。
前いた学校では自販機前は決まって不良の溜まり場。教師が注意する気力が無いのをいいことに、堂々と
煙草を吸う生徒もいたし、ツワモノの中には自販機前で嫌がる女子生徒を無理矢理触りまくる、という
石器時代のサルのような行動を取るものさえいた。
シンにも一度加わらないかと誘いが来たが固辞している。
お山のサルと一緒になるつもりは毛頭なくて。
だが、この学校の先約は、どうやらそんな人間ではないらしい。
女だった。
女にしては背が高く、シンより拳一つ分くらい大きい。そしてすらっと伸びた脚と、日本人離れした腰位置。
黒くて艶やかな長髪の一部を黄色いリボンでまとめ、前髪の一部はクセのあるヘアスタイル。
モデルとしても十分通用しそうな女が、自販機前で腕を組んで考え込んでいた。
「…」
邪魔だ。極めて邪魔だ。
殴り飛ばして先に買わせてもらおうとも思ったが、理由も無く女に手を上げる気にもなれないでいると。
「時に、飛鳥 心君。キミならダージリンのストレートとプレミアムローストコーヒー、この天気を条件にどっちを選ぶ?」
「…」
相手は、自分の名前を知っていた。
シンは警戒し、答えない。
すると女は高笑いしながら続ける。
「はっはっは。そんなに警戒することも無いさ。キミは有名人だからな。私とて名前くらいは知っている」
そう言えばこの声、この間のバトルのときいた気がする。
少し思い出したシンに、女が微笑んだ。
「可愛いものは好きだよ。そして覚えていてもらえたことは光栄の至りだな」
「皮肉かよ」
「そうでもないさ。自己紹介がまだだったな。私は来ヶ谷 唯湖。畏敬の念をこめて来ヶ谷閣下と呼ぶがいい」
「呼ばないから」
「…残念だ」
来ヶ谷は、そう言って時間切れで返却口に戻ってきた硬貨を取り、財布に戻す。
「先ほどの質問にシン君が答えてくれないから、時間切れになったじゃないか」
「オレは関係ないだろ。優柔不断で決めかねていたアンタが悪い」
「中々言うな。少年。理樹君に見習わせたいくらいだ」


「っくしゅんっ!ファミマのおねーさんが噂してるのかな」
「おまえバカだろ」


 そんなやりとりがあったことは置いといて。
「して、この天候ならダージリンのストレートと、プレミアムロースとコーヒー、どっちがいいと思う」
「…」
来ヶ谷はかなりマジな目で質問をしている。
その選択肢しか与えないぞ、と言いたいふうな感じだが、正直シンにはどうでも良かった。
第一彼はコーヒーも紅茶も好きじゃない。嫌いというほどでもないが、薦められても飲まないほうだ。
「…オレはどっちも飲まないよ。コーラにする」
「うむ、そうか。それなら」
来ヶ谷がコーラのボタンを押す。そして落ちてくるカップに注がれる氷と液体。
「これはキミの分だ」
「…は?」
そのカップを押し付けられ、さらにコーヒーのボタンが押され、温かいコーヒーが注がれる。
「どういう気だよ。奢ってくれなんて頼んでない」
「うむ。頼まれてもいないし、タダでくれてやるとは言ってない」
何をいいたいのか、何をしたいのかさっぱりだ。
すると、彼女は歩き出す。
「何をしている。さっさと付いて来い。むしろ付いてきやがれ」
「…なんでだよ」
「フッ、料金さ。それくらいの時間は惜しくないだろう?」
よく分からないシンに有無を言わさず付いて来いオーラを出す来ヶ谷。
シンは仕方なく、付いていってみることにした。


 そこは、すっかり忘れ去られた場所。
体育館から多少離れたところに、屋根つきのベンチがあった。周囲はちょっと高めの草が生い茂っている。
きっと最初のうちは誰かが使っていたのだろうが、今はもう誰も触ってもいないようだ。
屋根とはいえ素材はブリキだ。寂びて、穴が開いている。辛うじて雨がしのげるくらいだ。
そこに導かれるシン。
「雨の日のお茶会も風情があるが、なにしろこのボロさと脆さが侘び寂びを感じさせてくれる」
「よく分からないけど帰っていいか?」
「ええいうるさい黙れこの濡れ犬が」
「犬じゃねえよ」
そんなキャラじゃない。ツッコミは皮肉にも届かず。
「まぁそんなことはどうでもいい。私はキミという人間に興味があってここに誘った。コーラの代金と考えれば安いだろう?」
「高いね。オレの時間はそんなに安くない」
たかが100円程度で満たされる時間でもない。
来ヶ谷は一瞬だけ寂しそうにして、顔を横にする。
目線の先は、降り止まぬ雨に濡れる草花と地面。
「よく降るな」
「…」
雨に何か思い出でもあるのだろうか。来ヶ谷の横顔は少し寂しそうだった。
「思い出せないことって、あるか?」
「何をだよ」
「まぁ、いろいろだ」
彼女の眼光が一気に鋭くなる。現状にイライラしている、と言わんばかりの目だ。
「雨に大事な思い出があるはずなのに、思い出せないんだ。あぁくそ。こんなに腹立たしいとはな」
「オレに八つ当たりされても」
「八つ当たりじゃない、ただの憂さ晴らしだ」
「もっと悪質だ!」
冗談だ、と一呼吸置いて、彼女は問う。


「キミは果たして、今の自分をどれだけ信じられるかな」
「…」
今の、自分?
自分は確かにここにあって、そしてここに生きている。それ以外に疑う余地など無い。
「確かに生きていた時間があって、抱いていた感情が雨にはあったはずなのに、それは昨日のことのようなのに」
もう、覚えていないんだ。すべて、忘れてしまうんだ。
漏らしたため息は、誰に向けたものなのか。
分からないが、今言えることがあるならば。
「…なぁ、シン君。キミには居場所はあるか?」
「…」
まただ。またこの質問だ。
もう何回同じ事を聞かれただろうか。それとも、彼女らは居場所がそんなに大切なのだろうか。
「ないし、作る気はない」
「ふむ。興味深いな。キミは犬ではなく一匹狼だったか」
「誰が犬だよ」
不貞腐れるわけでもなく、シンも来ヶ谷と同じ方向を見る。
「止まないな」
「まったくだ」
元から冷たいコーラ、雨で少し冷えてしまったコーヒー。滑稽な空気のお茶会。
「時にシン君、君は小さいおっぱいと大きいおっぱい、どっちがいい?」
「ぶっ!」
コーラを盛大に吹き出す。それは、雨と混じって地面に消えた。
「汚いぞ」
「アンタって人はぁっ!」
「なに、コーラは私の金だ。そう思えばもったいなくないだろう?」
「そういう問題じゃないっ!」
何を言い出すかと思えば…。まったく、先の見えない人だ。
その彼女は問う。
「どっちだ?小さいおっぱい夢いっぱいか?大きいおっぱいはぁはぁか?」
「…」
もう、あえて何かを言う気もなくなった。あいまいに答えるシン。
「どっちでもいいよ」
「ふむ。おっぱい魔人でもなければ(21)でもない、つまり不完全燃焼の青春だな。ダメだぞ、少年」
「何がいいたいのかさっぱりだよ…」
疲れる。こんなに疲れたのは転入以来初めてだ。
と、ふと疑問になったことを口にする。
「そう言えばなんでここにいるんだ?授業中だろ?」
「…それを知りたければ質問に答えろ。小さいおっぱ」
「もういいから」
「…」
残念そうだ。至極残念そうだ。
冷めてしまったコーヒーを地面に捨てると、一言。
「キミには分からないかも知れんが、人生とは往々にして受けなくてもいい特権というものも絡んでくるのだよ」
「ワケ分からないよ。つまり受けなくていい権利があるのか?」
フッ、と寂しそうに笑い。
「あぁ、数学については、な」
数学限定かよ。
この後、シンは恐ろしい現実に直面する。


 教室に戻ると、女子生徒が何名か駆け寄ってきた。
「ねぇっ飛鳥くん、さっきまでどこにいたの?」
「…そんなの、アンタには関係ないだろ」
5人いる女子のリーダー格の少女に本音をぶつけると、別の女子から返事がすぐに返ってきた。
「だって一緒にいたの、来ヶ谷先輩でしょ?2-Eの」
来ヶ谷。その名前を聞いてクラス中が一気に静まる。
「ちょ…来ヶ谷かよ…」
「あの機械女のどこがいいんだか…」
「何でもこの間、また一人シメたらしいぜ…」
「おいおい、来ヶ谷って飛鳥のやつ正気かよ…」
反応を見れば分かる。少なくともこのクラスの人間の誰もが、来ヶ谷唯湖という人間に只ならぬ何かを感じていた。
と、ドアが開く。
「おいお前ら席に着け〜、HRするぞー」
全員が一斉に散り始める。そして4時間目の退屈なHR。
今日は学年後期の学級委員選出がお題だった。
誰がやっても同じこと。結局立候補も推薦もない。推薦はお互い嫌いなものや陥れたいものを選出しあうだけの
実にゆとりで、実に陳腐な展開。
そんなとき、隣の席から何かが回ってきた。
隣は女子。確か保坂、と言ったはず。メガネキャラだが、頼られると断れない温厚な性格の持ち主だ。
だが手紙は、保坂からではなく、どうやらその二つ向こう隣の女子から来たもののようだ。
怪訝そうな顔でそれを開くと。

『飛鳥くん、来ヶ谷さんだけはやめたほうがいいよ?
 担任の森先生、前来ヶ谷さんにだいぶ酷い目に合わされたらしいから』

 そう言えば森と呼ばれたこのクラスの担任は、数学の担当だった。
だが其れに何の関係が?送り返すとまた手紙が返ってきた。

『よく分からないけど、来ヶ谷さんと仲良くしたヤツはみんな内申が下がっちゃうみたいなの。
 少しでも進学とか希望してるんだったら、来ヶ谷さんと仲良くしちゃダメ』

 その内容がよく分からないで首をかしげていると、保坂が横から教えてくれた。
「内申だけじゃないの。来ヶ谷先輩と少しでもお話しようものなら、テストの点数も下がるわ」
「…本当か?」
「うん。ほら、剣道部の穂積君、彼同じ剣道部の宮沢先輩に頼まれて先輩と来ヶ谷さんの手伝いをしただけで…」
と、遮るように担任が声を上げた。
「そう言えば飛鳥、さっき授業で見なかったが、どこにいたんだ?」
「…別に、アンタには関係ないでしょ」
「…まぁいい、後で来い。教えておくことがある」
この学校での、流儀をな。
その目はとても下品で、下劣。見ているのも吐き気のする目つきだった。
彼の目を盗んで、保坂が続きを言う。
「…穂積君、それから数学のテストは明らかに正解なのに、字が汚くて読めないから、とか言って0点なの」
「…」
このクラスの生徒が、何を思って来ヶ谷を避けているか、判った気がした。
保坂の話だと、入学早々から言われていたらしい。あまり不用意にいろんな上級生と馴れ合うな、と。
もし特定の上級生と馴れ合った場合、厳正に対処する、とも言っていたそうな。
そして、結局学級委員は前期と同じ状態のまま、HRは終了した。

 飛鳥、ちょっと来い」
「…」
「飛鳥、聞いてるのか?担任の指示だぞ」
「…」
動じないシンに、耳元で何かを吹聴する森。
「いいか、来ヶ谷とは馴れ合うなよ?アイツは頭がおかしい。俺が受け持つ生徒はみんな優秀じゃなきゃダメなんだ」
「こと、付き合う人間は選べ。あんなのに付き合っていたらお前の将来は保証できない。これは命令だぞ」
「…」
言うだけ言って、担任は満足したのか去っていった。煙草のヤニの下種な臭いだけを残して。
直後、入れ替わるように男子生徒が近づいてくる。彼がどうやら穂積のようだ。
「…飛鳥くん」
「…」
何だ、と睨み返す。
それに微動だにせず、穂積は続ける。
「分かっただろう?森先生は来ヶ谷さんが嫌いなんだ。だから」
もう、関わりあうのはやめたほうがいい。
分からない。なぜ同じ生徒なのに担任の意志一つで動かされなければならないのか。
「君は僕を敗北主義者だと思うかもしれない。だけど、僕は見せしめなんだ。だから、もうやめてくれ」
「…」
分からなかった。
あんなイカれた人間のために、何で彼女が犠牲になっているのか。

『往々にして受けなくてもいい特権というものも絡んでくるのだよ』
意味が分かった気がした。
それは、授業を受けなくていい特権という意味ではない。享受しなくてもいい特権という意味だったのだろう。
なるほど来ヶ谷らしいと得心のいったシンは、立ち上がる。
「飛鳥くん?」
「よく分からないけど、みんな狂ってるよ。なんで担任のために犠牲にならなきゃいけないんだ」
「…」
少なくとも、変人だが悪人ではなかった。
コーラを奢ってくれた礼はまだ終わってはいない。シンは歩き出す。
「飛鳥くんっ!これ以上の行動は僕らも責任を負えないよ!」
「はぁ?誰がんなこと頼むんだよ。オレは」
オレの思ったとおりに進むだけだ。
雨が、少し上がった気がした。


 しかし探せど探せど来ヶ谷は見えない。
別に今日でなくてもいいが、来ヶ谷と話がしたかった。下らない話を。
だが、その前にこの雨で小毬は大丈夫だろうか、と心配していると。
「飛鳥くん」
「…また出た」
「酷いよっ!」
後ろには、理樹がいた。
「何だよアンタ。ファミマ行ったんじゃなかったのかよ」
「ファミマより今はセブンだよ。骨なしチキンがジューシーで超イケるんだ」
「…ファミチキのほうが美味いだろ。5円安いし」
「その5円余計な分味は価値があるよ。ポテトは確かにファミマだけどね」
下らないコンビニ談義。こんなのと同列は勘弁願うとその場を離れようとすると。
「そうじゃなくてっ!ねぇ飛鳥くん」
「…なんだよ」
振り返ると理樹の手には、白い野球のボール。
「野球、してみない?」
「野球部の勧誘かよ」
あいにく部活に興味はないんだ。それだけ告げて去ろうとすると、止められる。
「違うよ。野球部なんてたいしたものじゃなくて、草野球チームなんだ。飛鳥くんが必要なんだ」
「オレの代わりなんていくらでもいるだろ。ファミマかセブンで探せばいい」
「野球なら近所のデイリーヤマザキにいたんだ、元野球部のエースが」
「しらねぇよ」
冷静なツッコミにも動じない理樹は、やがて、そのボールをシンに投げる。
「…何のつもりだよ」
「答え、今じゃなくていいんだ。気が向いたらでいい、そのボールを持ってきて」
僕の、ところに。
それだけ伝えて理樹は走り去った。
「…絶対に、ないよ」
オレに今居場所は必要ないから。
喧騒だけの廊下を、静かに歩く。どこまでも、孤独に。

 「っと」
「ふぇ?シンくん?」
途中の階段でぶつかりそうになって避けた相手は、小毬だった。
「あれ、今日は食堂?」
「いや、メシはいらない。アンタこそ屋上じゃないのか?」
この雨だから最初から聞くまでもない質問だが小毬は満面の笑みで答える。
「うんっ。今日はみんなで部室でお菓子パーティー。あ、そうだ」
「?」
「シンくんも来る?」
「…」
正直、まだ出会って間もない人間の仲間なのだから、もっと間が持たないに違いない。
それを固辞しようとすると、小毬がシンの手を取る。
「ほら、行こう?」
「一人で行けよ」
「シンくんも行くの」
「…」
振りほどこうと思えば簡単だったのに、なぜ。
シンが気付くには、少しばかり時間が必要だった。
【続く】


あとがき

第4話です。来ヶ谷さん中心で話が展開してます。
そこ、扱いが酷い、とか言わない。森先生(仮称)には必ず一泡吹いてもらいますから。

ちなみに森先生のモチーフになった人は高校のときの英語の担当教諭です。
メガネで、何となくフルメタのマデューカス中佐に似ていました。帽子被せたら完璧。
その人も好きな生徒には多少文法間違っていても○くれましたが、嫌いな生徒は些細なミスにも厳しかった。
でも逆を言ったらその嫌いな生徒はそのおかげで大きな大学に進んだ子も多かったです。
…ツンデレ風味教育法かな?

ただこの森先生は徹底してヤなキャラに描かせていただきます。
まぁ、ゆるやかに穏やかに進めていくさー。

さて、次回ついにシンが魔窟(笑)に潜入します。あと、シン×小毬かシン×来ヶ谷か、シン×理樹で悩んでいます。
あぁ、めんどくさい。時流でした。

…題名のAlone but Freedom、って何となく唯湖っぽくないですか?

【次へ】

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